色がもたらす心理的効果

 皆さん、こんにちは!今日は、色がもたらす心理的効果について解説します。

本日の記事は、生活の中で次のようなお悩みの方へ役立つ情報となります。

 

悩み
・何をするにも気持ちが前向きにならない
・身体が冷え性でいつも寒くて困っている
・いつも眠くてどうしたら良いか困っている

 

この記事を読むことで、あなたの生活には以下の変化が起こります。

  • 生活の様々な悩みを色彩で解決できるようになる。
  • 色のもつ心理的効果の内容を少し理解できる。
  • 明日から色を意識した生活スタイルになる。

 

 

1 気持ちを変える色の心理的効果

 

 色彩は人の心に影響を与えます。色の使い方次第で、気持ちを変えることができます。ここでは、気持ちを変える色の心理的効果について解説します。

 

⑴ 前向きにな気持ちにさせる色:オレンジ

 気持ちがついつい落ち込んで、毎日なんだかやる気がおきないというあなたには、オレンジ色を取り入れた生活がおすすめです。

 オレンジは、陽気で社交的な色!見るだけで、元気が出てくるこの色は、空間の中で花やクッションやカーテンなどのファブリック、文房具などに取り入れることで、気持ちを前向きにしてくれます。

 

⑵ 癒しを求めるときに取り入れる色:緑

 疲れたとき、傷ついたときに癒しを求めるのは人の常ですが、そんな時には緑の空間に身を置くことで、気持ちが穏やかになり、心が癒されます。

 緑の空間は、壁の色にアクセントカラーとして取り入れるのも良いですが、自然の緑として植物を室内や窓越しの庭先にも配置すると一層の効果があります。

 

⑶ ストレスを解消させる色:ベージュ

 今日1日、様々な出来事があって、ストレスを解消させたい。そんなときは、ベージュの空間に身を置くことで、気持ちがリフレッシュし、ストレスが軽減されます。

 典型的なのは旅館の和室のような空間です。杉やヒノキなどの自然木材に畳の質感が、空間全体を包み込むようなお部屋では、ついついうたた寝をしてしまいますよね。

 

⑷ 眠気を覚ましたいときの色:赤

 赤は緊張と興奮の色。赤を見ると自律神経が刺激され、血圧と脈拍が高まり精神が高揚します。中々ないですが、もし赤一色の部屋があったとしたらその中では興奮してきっと寝付けない状態になるでしょう。

 そこで、赤を効果的に取り入れるのは、何と言っても小物類です。手帳や筆記用具などに赤い色の物を取り入れることで、適度な興奮状態を作り、眠気を覚まさせる効果が期待できます。

 

⑸ 精神を安定させたいときの色:青

 青色には精神を穏やかにさせる鎮静効果があります。気持ちを落ち着けて取組たいときは、青系の壁色の空間で過ごすことで、気持ちが穏やかになり、頭がすっきりしてきます。

 また、青系は眠る際にも安眠を誘う色となります。なので、なんだか眠りが浅い、中々眠れないという人には、枕などを青や紺色に変えてみることで、深い眠りにつながります。

 

⑹ 生き生きと活気をもたらす光:太陽光(白熱灯色)

 最後に色ではないですが、重要なのが光です。朝起きて、太陽の光をいっぱいに浴びると、身体の内側からエネルギーが湧いてきて、やる気と集中力もアップし、1日元気に過ごせます。

 また、太陽光の色味に近い白熱灯色は、室内に配置されているものに生き生きとした表情を与え、会話などのコミュニケーションも活発化させます。

 

2 色がもたらす身体への影響効果

 

 続いては、色は身体的にも様々な影響を与えるため、その効果について解説します。

 結論から言って、色彩によって身体の体温が変化します。

 

⑴ 身体を温めたい時の色

 ご想像どおり身体の体温を上昇させる色は、暖色系の色彩です。赤、ピンク、オレンジ、黄色などの暖色系の色彩は、太陽や火を暗示させ、心理的に暖かさを感じさせます。

 しかし心理的だけでなく、実際には身体的にも体温が上昇することが確認されています。このため、身体を温めたいときには暖色系の色彩を空間内に取り入れることで、体温上昇効果を作り出すことが可能です。

 

⑵ 暑苦しい時に取り入れる色

 一方で、逆に体感温度を下げるためには、青、青緑などの水や氷などを連想させる寒色系の色彩を取り入れることが効果的です。

 よく子ども部屋に感触の青系の色彩が良いと言われますが、これは活発に遊びまわる子どもの標準体温が大人よりも若干高めであるため、青系の色彩を取り入れることで、体感温度を下げ、集中力をアップする効果があるからです。

 

 

3 色がもたらす心理的効果のまとめ

 色がもたらす心理的効果は、上述のように色によって様々な効果があります。

 色の効果は、見えないものであるために、中々効果がわかりずらく、また一人一人のその時々の心の状態によって、どの色彩を求めるか変わってきます。

 このような特性だからこそ、日本においては、一般的な不動産市場においては、あまり色彩豊かな物件が出回らない状況にあります。

 しかし、色彩を取り入れた生活は、きっとあなたに今よりももっと豊かな生活を与えてくれると思います。是非、日常生活に積極的に色彩を取り入れてみましょう。

 

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